競馬で儲けるには、馬券の予想力も非常に大事ですが、資金管理や効率の良い馬券の買い方というのも非常に大事になります。
効率の良い馬券の買い方こそ、有効な資金管理方法だと認識することが重要だと私は考えます。
一般的に競馬の資金管理と聞くとどのようなことを想像するでしょうか?
まさにこういうことだと思います。
いわば競馬の資金管理とは、ギャンブルをする上で、己を律する強靭な精神力のことを指すと考えていいと思います。
資金管理がうまくできなかったばっかりに、利益を大幅に減らしてしまう。
あの時やめていればプラス収支だったのに。
また余計なレースを購入してしまって利益を減らしてしまった。
予想は正解と言えるレース結果だったにも関わらず、買い方を間違えてしまったばっかりに、利益を大幅に減らしてしまっているケースは多々あるはずです。
この記事では、資金管理とは何なのか?ということと、どのような買い方をすれば、馬券的中時に利益を最大限獲得することができるのかということを考えてみたいと思います。
競輪、オートレース楽しむならチャリロト目次
競馬における資金管理とは?
私は、競馬における資金管理に関して重要なのは、次の2点と考えます。
①資金計画
②収支管理
この2点について考えていきたいと思います。
競馬における資金計画について
一般的に資金計画とは、『業務で必要とされる資金の予測と運用を行い、収入と支出を考えること』です。
世の中に数多くある会社は、必然的に資金管理を行なっています。資金管理無くして会社の経営などうまくいきません。
ということは、馬券を買っている多くの人は、各個人が一つの会社の社長であり、なおかつ、一人で、経理部門と総務部門の業務をこなさなければならないということです。
馬券を購入するときは、これから事業を展開していくんだという自覚と責任感を持ち、決して軽い気持ちで購入することのないように意識しなければなりません。
では、競馬における資金計画というのは具体的にどのようなことを指すのか。
そのことを理解しなければ、競馬で安定的な利益を叩き出すことは難しいでしょう。
競馬における資金計画その① 『1日の軍資金の設定』
1日の軍資金を設定することをお勧めします。
自分の無理のない範囲での軍資金で競馬をすることが重要です。
決して借金をしたりしての馬券購入はしてはいけません。
余裕のない精神状態が、己の予想のブレに直結するからです。
余裕があると、少しのプラスでもあっさりと勝ち逃げできたりします。余裕がないと、せっかくプラス収支だったにも関わらず、お金を借りてるからもっと大きく儲けて一気に賭けて一気に返済しようなどという邪念が少なからず生まれる余地があります。
その小さな隙間にギャンブルの悪魔は静かに忍び寄ってきます。
競馬における資金計画その② 『事前予想をする』
闇雲に目の前のレースに全て手を出すのは負ける可能性が高くなる必敗法と言っても過言ではないでしょう。
必勝法ではなく必敗法です。
馬券購入当日になり、前日予想もろくにしないで、レース締切10分前に初めて出馬表に目を通し、
印がたくさんついているしなんとなく勝てそうだろうから買ってみよう。
このような思考や行動が日常化してしまっている人は要注意です。
全レースに手を出すのが悪いと言っているのではありません。
全レース購入というのは、毎レース興奮とドキドキを与えてくれる最高の楽しみと言えます。
究極の理想は、全レース購入した上での回収率100%越えだという個人的な考えがあるので全く否定はできません。
あらかじめ、前日や当日に、十分に精査して予想をした上で目の前のレースを購入することは問題ありません。
しかし、上記の人のような考えでは、なかなか儲けることができないのが競馬の難しさだと思います。
もちろん深く考えずに購入した馬券が的中することもあるのが競馬です。
短期的に見れば儲かっても、長期的な視点で見たときに儲け続けることができるのかと言われたら、難しいと言わざるを得ないのではないでしょうか。
『自分の馬券理論に沿って、一貫性を持ち続け、ぶれないこと、尚且つそこに、ズレが生じたら微修正を行うこと』が競馬で勝つためには重要なのだということは、競馬で勝っている人の特徴の一つです。
競馬における資金計画その③『購入レースの決定』
購入レースの決定も競馬における資金計画においては、非常に大きなウェイトを占めるでしょう。
しかし、一番難しいのが購入レースの決定です。
多くの競馬ファンは、ひとレースでも多くのレースに参加して、レースの興奮と熱狂を味わいたいに違いないと私は考えています。
もちろん私もその中の一人であるただのいち競馬ファンにすぎない存在です。
目の前で行われている、魅力的なレースを指をくわえて眺めるだけというのは、忍耐力のある作業そのもです。
購入レースの決定に関しては、大まかに分けて、3通りあると考えます。
① 全レース購入
②勝負レースのみ購入
③臨機応変に購入
それぞれのスタイルについてもう少し考えてみました。
それぞれのスタイルに、メリットとデメリットがあるので、理解しておきましょう。
全レース購入
・より多くの興奮と熱狂を存分に味わうことができる。
・3場開催なら10分間隔でレースが行われるので、アドレナリンと脳汁が大量放出されて楽しい。
・単純に、『賭けるのが好きな人』には最も向いている、ある意味破滅型スタイル。
・高い的中率を維持できれば大儲けできる可能性を秘めている。
・全レースお金を賭けているので、お金を賭けていない時よりも真剣にレースを見ることに繋がり、思いもよらない発見をいち早く察知することがある。(馬場バイアスやその日の各騎手の考えがわかることがある)
・事前予想をろくにしていないと、行き当たりばったりの予想になりがち。
・レース間隔が短いので忙しい。
・たまに馬券購入が間に合わない。
・常に頭脳をフル回転させているので、疲労が溜まりやすいし、集中力の維持も大変。
・不的中が続くと、あっという間にお金が無くなる。
・トイレに行く時間や、食事をする時間すらも惜しくなり、余裕が無くなることがある。
・着信があると出たくないし、通話中も早く電話を切りたくて、相手にそれが伝わって嫌な思いをさせてしまうことがある。
勝負レースのみ購入
・勝負レースがあるということは、事前に予想を済ませて狙いを定めているということに他ならない。よって、当たっても外れても後悔はしない。
・勝負レースにまとめて資金を投入することにより、的中時に、全レース均等買いよりも、より多くの払い戻しが期待できる。
・馬券勝負にメリハリが生まれ、勝負勘を鍛えることが出来る。
・勝負するレース以外買えないのでストレスが溜まる場合がある。
・外した時の精神的ショックが大きくなりがち。
こうして見ると、勝負レースを設定しておいた方がデメリットも少ないと思います。
やはりレースを絞るという作業は大事なのだと再認識させられます。
臨機応変に購入
馬券購入レースの決定において、最高クラスの難易度を誇る、最上級者のみにしか辿り着けないという、臨機応変に購入するレースを選択するこのスタイル。もしこのスタイルを完成させている人がいればそれは馬券の神様です。
・トラックバイアスの変化は時に急激であり、一瞬しか現れないことがあり、そこを狙い打つことができる。
・狙いが当たっていれば、利益を倍増させることができる。
・狙いが外れた場合、損をする。
競馬における収支管理について
競馬における収支管理その①『回収率の把握』
資金管理において特に重要なのが収支の管理と収支の把握です。
競馬では、主に回収率という形で確認することができます。
現時点での回収率の把握というのは、資金計画にも大きく関わってくる重要な要素です。
現在の回収率の把握ができていると、目標回収率に向けて、さまざまな戦術をとることが可能です。
競馬における収支管理その②『利益の確定と損切りのタイミング』
馬券で勝つには、強靭な精神力が必要です。
勝っている時にやめていれば、みんな勝ち組です。それができないから多くの人は競馬で負けているのです。
利益を確定させて、勝負の場から身を引くことの難しさは誰もがわかっていることでしょう。
しかし、それさえできれば競馬は勝てるのです。
このことを今一度思い返してみてはいかがでしょうか。
どの時点で利益を確定させるのかという分岐点をあらかじめ決めておくのが得策だと考えます。
逆に、損切りのタイミングも見極めなければなりません。
そうでないと、今までの負けを取り戻すため、ズルズルと勝負を引きずり、あっという間に負け額が膨れ上がってしまう事態になりかねません。
その日の最終レースが、まるで人生の最終レースの様に感じて、とんでもない大勝負に出て玉砕!というのは多くの人が陥ってしまう最大のミスに他なりません。
たまに、一発逆転があるのが競馬の怖いところでもありますが、そう何回もそんな都合の良い様にはできていません。
かくいう私もそれを夢見て何度撃沈したことか…。
利益確定も損切りも自分の中でタイミングを数パターン決めておくことが大事だと思います。
利益確定と損切りのタイミング
①プラスになったら即撤収。それが100円でもお構いなし電撃勝ち逃げスタイル。
このスタイルは、強い精神力が求められます。
例え、のちにあらかじめ決めておいた勝負レースがあったとしても、即ヤメできる精神力が必要となります。
損切りのタイミングとしては、少し難しいところがあり、なかなかプラス収支に浮上させられない場合ドツボにハマる可能性のあるスタイルとも言えます。
難易度★★★☆☆
②勝ちたい額に届いたら即撤収。目標額設定スタイル。
どのスタイルにも共通して求められるものは、確かな馬券力というのは言うまでもないでしょう。
このスタイルの難しいところは、プラス収支になったのはいいけど、もう少しで目標額に届きそう。でも届いてないからもう1レース勝負しよう!というところが勝負の分かれ目になるところでしょうか。
ここで、外してしまうと目標額から大きく遠ざかり、再び目標額を目指そうと勝負すると不的中。利益を大幅に減らしてしまうという悪循環に陥りかねません。
非常に注意が必要です。気を付けましょう。
損切りのタイミングとしてはこちらも難しく、序盤に外れが続くとマイナスが膨れ上がる可能性があり、注意が必要です。
難易度★★★★☆
③勝負レースのみ購入して、結果に関わらずそれ以外のレースは買わない初志貫徹スタイル
このスタイルは、利益が出ていても損をしていても、あらかじめ予定していた勝負レースのみを購入するので、止め時を考える必要はありません。
難易度★★☆☆☆
④常に収支の上乗せを夢見る!どこまでも利益追求スタイル!
このスタイルはまさにギャンブル。勝つか負かるかハッキリと白黒つける真のギャンブラー向けのスタイルです。例えある程度利益が出ていてもそこで止めることは決してありません。目の前でレースが行われる限り、当たると思って更なる利益の上乗せを常に狙います。当たり続ければ、当然のごとく利益は2倍にも数倍にも膨れ上がります。しかし外れが続くとさっきまでの利益をあっという間に溶かしてしまい、更にはマイナス街道まっしぐらになる可能性も。
競馬の真髄を味わわせてくれる究極のスタイルです。
難易度★★★★★
超重要!的中率と、的中時の回収率を設定してそこに狙いを定めよ!1発目の購入レースは何がなんでも当てて、流れを引き付けろ!
ギャンブルに臨むにあたり、余裕があった方が良いというのは言わずもがな。
1発目の購入レースで的中するのと不的中では精神的にも大きな違いが生まれます。
的中すると余裕が生まれ、攻めの予想を展開することもでき、思わぬ高配当を得ることはよくあるパターンです。
逆に、1発目に外してしまうと、余裕が無くなり、次は外せないと、余計なプレッシャーが生じ実力を発揮できないことも良くあるパターンです。
自分の的中率と、的中時の回収率を把握するなどして、常に余裕を持っていれば外れが続いても、毅然とした態度でいられますが、自分の的中率も的中時の回収率も把握していないという準備不足の場合、外れが続くと非常に焦ります。
常日頃から、レース単位での、的中時の回収率をある程度設定して、そこに狙いを定めていくという考え方は非常に大事になってきます。
効率の良い馬券の買い方で得られるメリット
先述したように、『馬券的中時に利益を最大限獲得すること』に対しての意識というには非常に大事になります。
少し意識するだけで、『効率の良い馬券の組み方』ができるようになりますし、『回収率の底上げ』にも直結します。
効率の良い買い方その① 1点買い
最も効率の良い馬券の買い方というのは、ズバリ一点買いに他ならないでしょう。
一点勝負なので、無駄馬券が発生しません。
競馬というのは、基本的には、全券種において的中目は、一通りしかありません。(複勝とワイドは3通り。)
例えば、3連単5頭ボックスだと60通りになり、仮に的中したとしても、残りの59通りは無駄な投資になってしまうという訳です。
一点買いなら一切の無駄馬券が発生しないので最も効率の良い馬券の買い方と言えるでしょう。
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今日の資金は、10万円で、狙っているレースは、3〜5レース。もし最初のレースで目標回収率を達成できたら利益を確定させて、勝ち逃げすることも視野に入れながら、慎重に時には大胆に勝負していこう。