今週から3週にわたって福島競馬が開催されます。
福島競馬場の特徴
芝コースは直線が292m。3コーナー4コーナースパイラルカーブでスピードは落とさず直線に向くので、差しがハマる時もあれば、逃げ馬がそのままのパターンもある難解なコースだ。1番大切なのは、馬場はナマモノだから、つねに馬場状況をチェックすることが1番大事だ。
1200mは、スタート直後に坂があることから、意外とペースは落ち着くのだ。中山1200mなんかはスタート直後に下り坂があるのでえらい違いがあるのだ。
基本は逃げ先行有利で間違いないのだが、いつの間にか外差し馬場に変貌を遂げるのが福島競馬場の一つの特徴である。
昨年の同開催を振り返って見ます。
良馬場でした。
芝の1200mを基準に考えて見たいと思います。
2歳未勝利レースから3勝クラスまで、前半の3ハロンの入りは、概ね34、0秒を切るぐらいがほとんどでした。そして勝ち時計も1分8秒台がほとんどです。圏内に来た馬の脚質にもばらつきがあり、一概に開幕週だからって逃げ馬ばかりを狙っていては大火傷をしそう。
内有利とは言えず、思った以上に外枠の各馬も検討しています。
ぼくはあることに気がつきました。
ベストの脚質は、外枠先行好位差し。
ペース次第では、とんでもない差し馬が突っ込んで来ます。
展開の読みと騎手たちが何を考えて乗るのか。ここの読みが非常に重要になってくるはずです。
芝1200mのポイント
①どのクラスでも前半の3ハロンは33秒台。
②開幕週の逃げを過信しない。
③持ち時計を気にし過ぎない。
④展開の読み最重要
⑤特注は外枠先行好位差し
以上が芝1200mのポイントになります。
芝1800m
スタートすぐに上り坂。若干ペースは上がりづらい傾向。
ぼくの中では、前残りをより狙うのは、この1800だ。
芝2000m
スタートすぐに下り坂で、1800よりペースは上がる。意外な差し決着が決まるのはこのコースだ。
2000の方が底力が問われるはずだ。
芝2600m
昨年同時期の開催では最も荒れた条件だ。今年も大穴を狙えば思わぬ高配当があるかもしれない特注コースだ。
福島ダートレース
1150m
芝スタート。スタートから上り坂が続きペースは上がりずらい。故に逃げ先行有利と言えるだろう。
1700m
非常にタフなコースで、前も後ろも脚が溜まらない消耗戦になることも多い、とにかくタフなコースである。
必要最低限このくらいの情報は持っていないと、馬券では勝負にならないと改めて実感している。
個人的にも、良い勉強になった、今回の記事でした。
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