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投資競馬の嘘。『投資』と『競馬』は区別しなければならない!
ネットで、『投資 競馬』と、検索すると、怪しい文言が踊る投資競馬なるものを推奨している多くのサイトがヒットするが、言っている内容は、競馬をなにも知らない初心者を騙し、お金を巻き上げようとしている類いのものしか存在していない。
競馬が投資として成り立つ大前提として、なければならない、『馬券を当てること』の方法や手法の話をすっ飛ばして、『当たること前提』で、話が出来上がっている。
みたいな感じの、まあある意味競馬のことをなにも知らない素人や、競馬も株も同じギャンブルとして一括りにしてしまうような人にとっては、目から鱗の資産倍増大作戦に感じてしまう可能性もなきにしもあらずかもしれません。
『投資競馬』 一体この言葉の違和感はなんなのか?
そんなウマイ話はあるわけないのに、『投資』という言葉を付け加えるだけで、競馬は儲かるものという考えに陥ってしまう可能性はあるように思えます。
『投資競馬』。 投資と競馬を、セットにした言葉を作るからおかしくなるわけで、『投資』と『競馬』をしっかり区別して、そこに共通点や相違点を見つけ出し、投資にも競馬にも活かすことが、なにより大事だとぼくは思います。
意外にも、このことはあまり語られる機会は少ないように思います。
近い将来の、投資と競馬の関係性
近い将来、競馬に流れていたお金が、株式投資や、投資信託、その他の金融商品に流れていくと予想しているぼくとしては、もっと『投資と競馬』の関係性について語られる機会が増えても良いのではと考えているし、そう言うことを語る人が増えていくだろうと予想しています。
個人的楽観的予測としての期待を述べたいと思います。空前の馬券売り上げを記録している現在。
だがしかし、多くの人が、競馬は儲からないと悟り出す。
大口ネット購入者が撤退。
馬券初心者から中級者層が厚くなり、オッズが甘くなる。
その時に豊富な資金を持っていなければ、一時の甘い状況で得することが出来ない。
ぼくの甘い未来予想図です。
その時のために、多くの資金が必要となってくるのです。
そのためにも資産運用の準備を今からでもしなければならないのです!
馬券、競馬をする真の目的は?
なぜ、馬券を買うのだろうか?
ぼくの場合は簡単に言うとこうです。
難解な予想ゲームで、予想した通りの結果になって、更にお金も増えるなんて最高だぜ!
自分の予想がハマって、穴馬が激走して、大きな配当をもたらしてくれる。この快感を一度でも味わってしまったら、もう競馬はやめられなくなると言っても過言ではないでしょう!
もちろん、予想が外れてお金を失うことは日常茶飯事。しかし、穴馬券を一度でも的中させると、それまでに失っていたお金の大半が戻ってくるばかりではなく、むしろ大きくお金が増えてしまう場合も数少なくありません。
とにもかくにも、馬券を当てて大金を手に入れたいからに他なりません。それ以外あるのでしょうか?
資産運用も同じです。根底には、お金を増やしたい!という共通の考えが見え隠れします。
競馬資金のパンクで、お金のことを真剣に考える
最近、競馬で負けまくって、さらにパチスロでも負けまくって、余裕資金がパンクしてしまい、ただいまギャンブル休止せざるを得ない状態になってしまいました。
Twitterで後出し馬券をツイートしなくなったら、お金なくなったんだと思ってもらって構いません。わかりやすくていいかなぁと個人的には思っていますが。
とにかくギャンブルに連敗というのは付き物ですが、連敗だけは避けなければなりません。ここのところの連敗街道が尾を引き、遂には余裕資金の枯渇という恐れていた事態がやってきました。個人的緊急事態宣言が発令されて未だに解除はされてません。そのことをぼくは声を大にして言わなければなりません。
ギャンブルで連敗はしちゃあいけねえ。
余裕資金が無くなったことにより、お金のことを改めて考え直すことが必要だと無意識に思ったのではないかと推測しますが、資産運用と投資関連の本と株についての本や雑誌を買い込み只今勉強中の身ですが、気づいたこと、わかったことが数多くあり、この先の、自分自身の未来の展望が開けたと思いました。競馬しかやっていない人は、是非今からでも、資産運用、投資の勉強を始めるべきです!競馬の勉強も資産運用の勉強も共通点、リンクしていることはたくさん有りますので、決して無駄にはなりません!断言します!むしろ競馬で得た知識が役に立つ予感しかありません。
競馬は、余裕資金でやろう。資産運用も余裕資金で!
初心者向けの資産運用の本を読んでいると、ある同じことが共通点として書かれていることがあります。それも1つや2つではなく、けっこう多くの事柄について書かれているんですね。
まずはやっぱり、
①家計の見直しです。固定費を節約、削減して、使えるお金を増やすこと。
②収入を増やす。
③貯蓄する。
ひとつずつステップアップしながら、貯蓄額が、生活費の半年分程度になったときに、初めて余裕資金が生まれるみたいです。
その理由としては、急な出費などが必要な状況になった時に、困らない。
まあ当然のことですけど、あまりそんなこと考えて来なかったぼくとしては身が引き締まる思いでした。自分の未熟さ加減に呆れてしまいますが。
競馬は、ローリスクハイリターンの投資に成り得る!その大前提とは?
競馬はとても魅力溢れる金融商品です。
例えばある男が、こんなことを考えているとします。
10万円を手に入れて、そのお金を使って朝から晩までパチスロを打ちたい!パチスロでどんなにお金突っ込んでも、おれの実力なら1日で10万円負けることはほぼないだろうからな。むしろ10万円あれば、1ヶ月はパチスロで遊べるぜ!そのためにも競馬で当てて10万円手に入れよう!
思考回路が完全に、ギャンブル中毒です。
しかし、穴馬を見つける馬券力があれば、少ないお金で大きくお金を増やすことも可能となるのです。
その男が本命党の場合こうなります。
10万円を手に入れるのは、2倍の一番人気に10万円ぶち込むしかない。あるいは、1.1倍の複勝に100万円ぶっ込むしかない。もし外れたら、一貫の終わりだ。
でも10万円手に入れるにはそれしかない!
それしかないのだ!
本命党の人の多くはこのような考えに陥りがちではないでしょうか。こんな本命党の人たちの隣でほくそ笑んでいるのが、穴馬を見つける馬券力がある穴党の人たちなのです!
このやり取りを見て聞いて、馬券上手な人ほど納得出来るはずです。
初心者や、本命しか買えない人ほど、全く理解に苦しむ内容だと思います。
なぜ理解に苦しむのか?
それは、初心者はそもそも馬券を当てることが出来ない。その上、どの馬を買っていいかわからないから、とりあえず人気馬を買う。
人気馬に、大金を賭けて2倍程度になるのが有効な手段だと思い込んでしまっている。
穴馬を見つけられないし、穴馬を買う勇気もない。
馬券の上手い人は本命も穴も両方買える。
この違いは、天と地の差があるのです。
だからこそ、もし馬券で利益を出そうと思うなら、『投資競馬』という怪しい言葉に騙される前に、馬券力を高めることを最優先で行動を起こすのが得策だと思います。
①自分が穴馬券を買ったことがないということ。
②穴馬を見付けることが出来ない。
多くはこの2大要素を欠点として抱えています。
多くの競馬ファンは、目の前で大穴決着になったレースがあると、
こんなのはたまたまだ!事故だ!当てるのなんか到底無理!さあ次のレースに切り替えよう!次は1番強い馬が勝つはずだ!
信じられるのは人気馬!
実際に、こういう考えになってしまう人が多いのは事実ではないでしょうか。この考えから脱却することが、ローリスクハイリターンの馬券力のある穴党になる第一歩ではないでしょうか。
決して本命馬券を買うことを否定している訳ではありません。理想は、穴も本命も、自由自在に予想を変えていく、変幻自在で縦横無尽なカメレオンストロングスタイルです。
基本的な予想力は単複で勉強するのが1番だと思います。
単複についてはこちらの記事で詳しく解説してあります。ご参考にしてください。
投資競馬という怪しい言葉に引き寄せられる初心者本命党が抱えている問題点として挙げられるのは、『競馬を投資として行う大前提』が、すっぽり抜け落ち語られていないのに、『投資競馬』というキーワードを検索した時に出てくる数多くのサイトや投資方法を信じ切ってしまうことなのです。
大発見!競馬をしていた人が投資を始める時に既に持っている優位性について。いきなり投資を始めた人よりも優位に立てる点があったのだ!
競馬も資産運用もリスクと隣り合わせだと言うことは承知しておかなければなりません。元あったお金(元本)が減ってしまう可能性があるからです。
でも、良く考えてください?
競馬は、外れたらお金が0になります。本当のスッカラカランになって1円も残りません。帰りの電車賃まで賭けてしまえば、おけら街道すら歩けません。
例えば、今流行りの『つみたてNISA』や株式投資の場合、投資先の商品をしっかり選定すれば余程のことがない限り、0円になることはないと思います。値下がりしても、長期的に積み立てしていけば、やがて値も元に戻って利益が復活する可能性の方が高いようです。
ポイントは長期的に積み立てすることなのです。
その点、競馬で今まで負けていた人は、資金運用中に多少の損が発生しても資金が0にならないことに驚嘆の声を挙げることになります。
競馬と違って、全くの0になる可能性を限りなく0に近づけることが出来、尚且つ、お金を増やすことも可能なわけです。
更に、競馬をしていた人には、もう一つ優位な点があります。
お金が減ってしまうことに対する耐性が、投資初心者よりもあることです。
ある意味、負けて当然の厳しい世界に長年身を投じてきた人達ですから、このことはご理解いただけるはずです。
『損切り』出来るか否か。
損切りは、ある種特殊な技術だと思います。これがなかなか出来ないものですよね。どうしてもその日のうちに負けを取り戻したくなるものです。ぼくもその日のうちに取り戻したいと熱くなってしまうタチなので、負け込む時はかなり負けてしまいます。
もし長期的に積立で資産運用を行う場合、ドルコスト平均法という、有名な投資方であれば、例え一時的に資産が元本割れしても、ただそのまま淡々と毎月の積立を続けるのみで、資産が増えるとシミュレーションでは示してくれていますので、一喜一憂することなく資産が増えていくのです。
そこには、損切りの概念すら存在せずに、淡々と積み立てていくのみです。
短期的な収益を目指す場合や、競馬、パチスロなどのギャンブルでは、損切りとは、とても重要な技術になります。時には諦めも肝心なときもあるのです。勇気ある撤退です。余力を残して次の戦いに備えることも可能になるからです。
損切り出来ずに、大逆転出来る場合もありますが、そんなに多くはないと思います。真の実力があれば大逆転しなければヤバいという状況にすら陥らないと思いますが。
競馬の資金管理に関しては下記の記事でさらに詳しく解説してあります。
投資と競馬の共通点
今回ぼくは、元々競馬をやっていて、新たに投資という資産運用に興味を持ち、一から勉強していきたいと思っている次第です。
資産運用について調べたり、学んでいるうちに、今まで話したことを含め、数々の共通点があるようにしか思えなくなりました。
まだまだ投資と競馬には数多くのリンクしていることが多いように思えます。
これからもっと勉強して、投資と資産運用と競馬の密接なつながりを暴いていこうと思っていますので、定期的にブログ記事を更新していきたいので、興味を持っていただけたら幸いです。
この賭け方だったら、的中率が70%あるから、資金配分は、ここに30%ずつ配分しておけば、当たったときには必ずプラスになるから大丈夫。競馬は投資です。まさに投資競馬ですよ。へっへっへ。